効率と充実感のバランス:仕事への姿勢から見えたこと
先月の仕事の方針は、「なるべく効率よく楽して終わらせる」というものでした。
その結果、終盤に仕事が混み合い、バタバタと追われることになり、充実感のない結末
を迎えました。
この反省を踏まえ、今月の方針は一変。
「全力で、やれるだけやる」と決めました。
初日こそ深夜まで仕事をし、「もう無理だ」と弱音を吐きましたが、4日目になった今、嘘のように仕事が楽しくなり、充実感を得ています。
この体験から、「本気で物事に取り組むのは楽しい」のだと改めて痛感しました。
「無駄」の効用を考える
私たちは、物事が上達すると、つい手を抜いて効率化を図ろうとします。
先月も、効率化を最大限に果たしたつもりでした。
しかし、もしかしたら人間は、
一見「無駄」に見えることに取り組んでいる時にこそ、真の楽しさや充実を感じられる
のかもしれません。
例えば、人が落ち込んだ時に、ただ無目的に散歩をしたり、
旅に出たりするのは、無駄な行為を通じて心の回復を図っているからではないでしょうか。
無駄を省いて効率化させすぎるのは、心の豊かさを削ぐことになりかねません。とはいえ、無駄ばかりしていても、「こんなことばかりしていていいのか」という焦りが生まれます。
結局のところ、仕事でも人生でも、「効率」と「無駄(余裕・熱中)」のバランスが重要なのでしょう。この良いバランスを見つけられる人こそが、真の幸せを掴むことができるのかもしれません。